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広島市西消防署
外部への開放性
 消防署のさまざまなアクティビティが、外部からも見えるような建物としたい。ガラスのルーバーで被われた透明なヴォリュームが我々の一貫したイメージであった。

内部での開放性
 訓練が行われるアトリウムを中心とし、上下左右に各施設が配置されている。ガラスで仕切られた空間と壁で囲われた箱の空間を組み合わせるシステムで建物全体を構成している。

地域社会への開放性
 4階の展示ロビーと見学テラスは自由に入れるスペースである。
 見学テラスはアトリウムの中心部まで入っていくことができ、さまざまな訓練活動、事務室での執務の様子、可動床をもつ講堂でのレクチャー、救急教育センターでの実習風景などを見渡すことができる。毎日のように訪れてくる地域の人たちに、消防職員が自分たちの仕事を案内してまわる光景をみて、消防署という施設は地域社会を形成してゆく上で、きわめて重要な役割を担うべき施設だったと改めて感じている。
(新建築2000.07より抜粋)
用途
消防署
設計
山本理顕設計工場
構造
構造計画プラスワン
設備
総合設備計画
施工
佐藤・上野谷・大起建設工事共同企業体
敷地面積
1.712 ㎡
建築面積
1.326 ㎡
延床面積
6.245 ㎡
構造規模
S造 SRC造
竣工
2000.3
備考
設備:総合設備計画
防災:安宅防災設計
積算:團建築積算事務所
音響:永田音響設計
サイン:廣村デザイン事務所