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福生市庁舎
東京都福生市の市庁舎の建て替えである。
敷地周辺の建物は総じて低層である。私たちは敷地全体に建築を展開し、できるだけ低層に抑えることにした。敷地全体が公園となり、公園と庁舎が一体となるような建築である。新庁舎は、フォーラム、丘の広場、タワーといった要素からなっている。フォーラムは敷地全体に広がるフレキシブルな大空間であり、市民利用スペースが配置される。丘の広場はフォーラムの屋上にあたるが、緩やかな起伏を持った市民のための広場である。丘の広場の上の2棟のタワーは、最大スパン21.5mの無柱の執務スペースである。丘の広場の床とタワー外壁は私たちがスカートと呼んでいる曲面屋根を介して滑らかに連続している。
用途
市庁舎
設計
山本理顕設計工場
構造
構造計画プラス・ワン
佐藤淳構造計画事務所
設備
環境エンジニアリング
敷地面積
4.757 ㎡
建築面積
3.200 ㎡
延床面積
10.228 ㎡
構造規模
RC造、PC造、SRC造
竣工
2008.3
備考
サイン:廣村デザイン事務所
家具: 山本理顕設計工場 藤森泰司アトリエ
タイルカーペット:KAIDS
カーテン:NUNO
Copyright:山本理顕設計工場